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POOM SAKSANSIN’S GOLF NAVI ! Vol.16

2019-05-03 | GOLF

「スコアメイクの基本②~コースマネジメント編~」

サワディーカップ!プーム・サクサンシンです。日本はいよいよ夏が見えてきましたね。温かくなり始めたこの時期はゴルフが楽しくなるシーズンですが、ツアー観戦にもおすすめの季節ですので、ぜひ会場に足を運んでみてくださいね!

さて、前回よりコースマネジメントをテーマにしていますが、今回は、よりスコアに直結しやすいマネジメント法をご紹介!まず今回は、「ティーショットの狙いどころ」について。

まずコースマネジメントの基本として、パー4のティーショットやパー5の2打目は「ピンを狙いやすいところに打つ」という大前提があります。例えばピンがグリーンの右側に切ってあれば、フェアウェイの真ん中よりも左側にボールがある方が、ショートしたとしても花道が使えてピンが狙いやすいですよね。一定以上のレベルになってくると、ティーショットを打つ前にまずグリーンを前後左右に4分割(プロの場合はもっと細かく分割)し、どこにボールを置けばパッティングが楽になるかを考えます。そして、そこに落とすにはどこからアプローチを打つのが良いか、さらにそのアプローチポイントに落とすには、ティーショットをどこに打てば良いのか…と逆算をしていくのです。

これまで見てきたアマチュア(特にビギナー)の方の場合、ティーグラウンドに立った時、迷わずドライバーを持ち、大体の方向を決めて、OBやハザードに打たないように、でもできるだけ飛距離を稼ぎたい…という方が多いように感じます。とにかく距離を稼ぐというのも悪くないですが、そうすると2打目でグリーンを狙いにくかったり、少しコントロールミスをしたときに花道を外れてしまったりというというようなことが起こります。とにかく前に…!という前向きな姿勢はいいのですが、「前のめり」になると大抵良い結果にはなりません。

この前のめりプレーに心当たりのある方は、ドライバーを握る前にまずはコースの全体図・ピン位置を必ず確認するようにしてみてください。最近はカートに常備されている資料やWEBサイトでコースレイアウトを確認できますので、そういったものを必ず確認するクセをつけてみてください。それから、実際にティーショットを打って2打目の位置に来た時、後ろを振り返ってみることもクセづけてみてほしいと思います。「ここがベストポジションだ」と思いながら打ち、やっとグリーンに乗せたと思ってふと振り返った時「なんでティーショットをあんなところに打ったんだろう?」「花道を狙うならあそこのほうがよかった」「もっと楽なルートがあったな…」と感じることがたくさん出てくると思います。

これは初めて回るコースでも、何度も回っているコースでも同じです。一見安全に見えるフェアウェイよりも、むしろ少し打ちにくそうに見えるラフのほうが花道を狙いやすい、なんてこともあります。まずはコースレイアウトを見てパッティングからティーショットまでを逆算する、またラウンド中に振り返ることをクセにしておくと、スコアが格段にまとまりやすくなります。そしてさらに、ふと振り返った時に今まで気づかなかった攻略ルートが見えると途端にゴルフが楽しくなってきますので(笑)、ぜひ実践してみてくださいね!





POOM SAKSANSIN’S GOLF NAVI ! バックナンバー
Vol.15 https://www.thailandcard.com/ctnews/809/

Vol.14 https://www.thailandcard.com/ctnews/650/

Vol.13 https://www.thailandcard.com/ctnews/488/

Vol.12 https://www.thailandcard.com/ctnews/295/

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