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POOM SAKSANSIN’S GOLF NAVI ! Vol.20

2019-09-05 | GOLF

パッティングの基本「距離感」

こんにちは!プーム・サクサンシンです。
前回まではコースマネジメントの基本についてご紹介しました。今回のテーマは、パッティング。パッティングを安定させるとスコアが安定することはご存知の通りです。今回はまず、パッティングの基本である「距離感」についてご紹介します。

ゴルフを始めたばかりの初心者はもちろん、ビギナーの方でも、パッティングが安定せず、せっかくパーオンをしても3、4パットしてしまうことは多くあると思います。コースによってグリーンの速さは全く異なりますので、アジャストしきれないという方は多いのではないでしょうか。そのような方の普段のパッティングを見ていると、「自分の距離感」を持っていない方がとても多いと思います。初心者でもビギナーでも、まずは「●メートル(あるいは●歩)の距離ならこの強さ」という、自分の中にある距離感を明確に知ることが、パッティング安定のための第1歩になります。5メートル(歩)、10メートル、15メートルの3パターンくらいを用意しておくと良いでしょう。この3パターンの距離感を知っておくだけで、その日のグリーンの速さが大体つかめます。

5メートル(5歩)のところからいつもの自分の距離感で打ってみて、「1メートル分オーバーしたら今日のグリーンはいつもの感覚で打つと少し強い」ことになり、逆もまた然りです。

ラウンド前のパッティング練習のポイントとしては、
・できるだけ平らなところを見つけること
・カップを使わないこと この2つを意識してみてください。

平らなところを見つけて打つのは、自分の距離感とその日のグリーンの速さをできるだけ正確にアジャストさせるというのが狙いです。カップを使わないというのは実はとても重要で、大勢のプレーヤーが使用するカップ周辺は、踏みしめられることで硬くなっていたり芝が薄くなっていたりすることで、本来のグリーンとは速さが変わってしまうためです。わざわざカップを使う必要はなく、目標としたいところにティーを刺したりコインを置いたりするなどして、人の踏んでいない場所を選んで練習をすると、なお本番に近いグリーンの速さを確認することができます。

最後に、同伴者の「今日のグリーンは早い(遅い)」だとか、「今日はよく転がる」といった声は、絶対に参考にしてはいけません(笑)。速いとか遅いという感覚は個人によって大きく変わるので、あくまでも、“自分にとって”早いのか遅いのかを確認することが大切なのです。





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